SS15 カプセルコレクション - ストームコレクション

2016年6月22日
15SSのカプセルコレクションは1973年に爆発的な人気を得たピンクフロイドのアルバム「狂気(ダークサイドザムーン)」と、この印象深いアルバムのカバーデザインを担当したストーム・ソーガソン。
今となっては周知の漆黒の背景色に映えるプリズムカラー・プリントは、クラシックデザインとして見なされたため、我々はこのアイコニックなイメージを使い、ソーガソン自身がクリエイトしたレアでエクスクルーシブなリバティープリントによるカプセルコレクションを具現化できた。

“StormNews1”

このアルバムは世界的な大成功を収め、これをきっかけに、その後いくつものピンクフロイドの不朽の名作((Moneyや、Clare Torry(クレア・トーリー)の美しい歌声をフィーチャーしたBreathe(生命の息吹き)や記憶に刻まれるGreat Gig in the Sky(虚空のスキャット)を生み出した。

このアルバムには、オリジナル・メンバーだったSydney Barrettの喪失、そして彼の深刻な精神の病など、彼らを取り巻く現代生活の中に増幅する失望など、バンドの中核にあるテーマに取り組んだ内容が含まれていた。

バレットはピンクフロイド初期の楽曲ほとんどを作詞しており、またソニック・ディストーションやルーピング、フィードバックやエコーなど駆使し、全く新しいサウンドをクリエイトする革新的なギタリストだった。
シドの態度がより常軌を逸するようになった時、バンド・メンバーは彼を外す事を決める。そしてある日、ギグに行くための車中で、単純にシドを迎えにいかないことにした。
バレットのその後に続く自主隔離は、ウォーターの作詞活動に深刻な影響を及ぼした。特にかなり後になって、1975年に作られたアルバム「Wish You Were Here(あなたがここにいてほしい)」に影響が見られる。
バレットのクリエイティブな才能に捧げられた、愛情深い熟慮されたアルバムになっている。

今シーズンのカプセルコレクションには、この時の革新とディストーションが表現されている。

“StormNews3”

ソーガソンのサイケデリックなプリント、プリズム・カラーは明るめのジャージーウェアとして、動物のモチーフはプリントや刺繍で表現されている。
豚は、これも「狂気(ダークサイドザムーン)」より後に発表されたソーガソンがクリエイトしたアルバム「アニマル」のカバーから引用されている。
全体に流れるダークな色展開は、これらのテーマとモッズをプリティーグリーンの歌詞とサウンドに媒介させた表現となっている。

Tシャツやポロシャツ、ジャケットなどに使われている鳥のモチーフは、彼の作った他のジャケット・アートワークから引用しているが、これは、自由と人間の心の中に潜む弱さと、また底知れない創造性のエネルギーのシンボルとして表現されている。