SS15 Black Label "THE PRODUCTION プロダクション"

2016年6月22日
プリティーグリーンの2015春夏コレクションのテーマは、過去50年にわたる音楽業界において最も影響力のあったクリエイティブなレコーディング・スタジオのビハインド・ザ・シーンに焦点をあてた”ザ・プロダクション“
60年代初頭のレコーディング・スタジオは、厳格な会社組織として形成されており、音響技師もプロデューサーも関わるスタッフ全てが、スーツ、又はラボ・コートという白衣のようなユニフォームの着用を求められていました。
この時代、レコーディング・スタジオを取り巻く環境は、実に堅苦しく、形式に凝り固まっているものでした。

レコーディング・スタジオで録音するミュージシャンも同様に、スーツとタイなどを必須とするスマートなドレスコードに忠実であることを求められてましたが、この慣習は60年代後半に変革のときを迎えるのでした。

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ビートルズが、そのボヘミアンなホーボースタイルで登場し、新しくフレッシュなスタイルをスタジオに持ち込んだのでした。この斬新なアプローチには、プロダクション側にいたスタッフらを次第に巻き込んでいったのでしたが、
この風潮は、スタジオを取り巻くボーダーラインに追いやられていたバンド、特にピンクフロイド、ザ・ローリングストーンズ、ザ・フー、ザ・キンクスらにも波及し、彼らの周りを固めるスタッフ、特にプロダクションサイドにいた裏方 “ビハインド・ザ・シーン”にも多大な影響を与えたのでした。

時を同じくして、封建的なプロデューサーらの役割も進化を遂げていました。レコーディング・プロデューサーは、そのキャリアだけでなくポップ・ミュージックの方向性にも、その強い影響力を発揮しはじめ、ビートルズとロックンロールにまたがるギャップに架け橋を築いたフィル・スペクターや、ジョージ・マーティン、ブライアン・ウィルソンらは革新的なプロデューサーとしてスタジオをクリエイティブな空間へと改革したことで有名になりました。

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今シーズン、プリティーグリーンのブラック・レーベルには、このミュージック・プロダクションのスピリットの中枢だった彼らに強い影響を受けた現代に生きる我々のテイラードラインとして表現されています。

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ブラック・レーベルのテーラードスタイルは、ヨーロッパの生地と職人技巧を駆使し、天然のオーストラリアンパールの蛍光白色なエッチング・ボタンなど、細部に至る優れた配慮によるディテールで表現されています。
スーツは、イタリアの高級素材 Vitale Lanificio Barberisを使い丹念に作られています。

シルエットは、コンテンポラリー・テーラリングの洗練されたハイブリッド・スタイルに仕立てていますが、そこには、オーセンティックなモッズ・フィーリングを演出するポケットフラップやラペル、襟などに施された15インチへムのプリック・ステッチに至るまで、クラッシックなディテールがそこかしこにちりばめられています。

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