旅が与えたもの

2016年6月22日
60年代のイギリスでのサイケデリックムーブメントでは、旅やスピリチュアルつまり新しく出会うスピリチュアルな世界観などに影響をうけた、新たなサウンドや作詞が生まれました。多くのミュージシャンやバンドが、旅行で訪れた新しい土地で出会った視界や音から大いに刺激を受けました。

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ビートルズがインドを訪れたことは有名な話です。この頃、バンドはスランプに陥り、創作活動が上手くいっていませんでした。そんな時、彼らはマハリシ・マヘーシュ・ヨーギー氏に師事を受け旅にでることにしたのです。マハリシという名は「霊的に目覚めたもの」という意味を持ち、彼はビートルズに「超越瞑想法」という新たな瞑想法を教えました。


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インドでの滞在はビートルズのメンバー個人の考え方や音楽性に大きな影響を与えました。この期間に彼らは多くの曲を作り上げ、彼らのバンドかつどうのなかで一番多くの曲を作った時期だったとされています。ポール・マッカートニーは「マザー・ネイチャーズ・サン」をマハリシ氏の師事を受けた後に作曲し、また、この時期に曲の中でシタールやタンプーラなどの伝統的なインド楽器や念仏を取り入れました。「アクロス・ザ・ユニバース」という曲でジョン・レノンは「ジャイ・グルー・デーヴァ」と唱えており、これはマハリシ・マヘーシュ・ヨーギー氏の影響により得ることのできた内の強さと変化を表しています。


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ビートルズのインドを訪れたように、ローリング・ストーンズは同時期にモロッコを訪れ多くの影響を受けました。彼らは1989年に3日間モロッコを再び訪れ、60年代にストーンズがモロッコを訪れたのをきっかけに実験的につくっていた異文化の影響を受けたサウンドの復活だといわれた「コンチネンタル・ドリフト」の収録を行いました。


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レッド・ツェッペリンの「カシミール」という曲にはインドとアラブ文化の入り混じった影響がはっきりと見受けられます。この曲はロバート・プラントがジミー・ペイジと共にモロッコのサハラ砂漠を車で駆け抜けた時に作曲され、「見えるものは全て褐色に代わり、太陽は大地を焼き、私の目は砂で塞がれる」という歌詞とともに、元々は「ドライビング・トゥ・モロッコ」という曲名だったと言われています。


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ロックンロール史では旅や異文化とのふれあいが音楽に与える影響は顕著で、現在もなお、大きな影響を与え続けているのです。

PRETTY GREEN 2016 Spring/Summer Collection「Journey Of Paisley」キャンペーンでは、遠い旅先で異文化・スピリチュアルな世界観に触れたロックスターたちへのトリビュートです。モロッコの砂漠で撮影したキャンペーンムービーは旅と冒険の場面を視覚的に伝え、また、コレクションを代表するのは、ペイズリープリントやカラフルな色彩でこれからくる季節にピッタリのアイテム達です。